≪ 大 山 登 山 報 告 書 ≫ 2012.2.25
◇ 日 程 2012年 2月18日(土)〜2月19日(日)
◇ 交通機関 レンタカー
◇ 集合時間 防府市役所 10時50分
◇ 参 加 者 藤(L)、村(SL)、有(装備)、石(会計)、福(記録)、内(記録)
◇ アプローチ
<行き> 防府市役所===防府東IC===宮島SA===七塚原SA===庄原IC===南光川原駐車場(テント泊)
11:00 11:34 12:30^12:40
13:45^13:55 13:50 17:00
<帰り> 南光川原駐車場===皆生温泉=====庄原IC===七塚原SA===宮島SA===防府東IC===防府市役所
11:45 12:15^13:15(昼食)
16:40 16:50 18:05^18:15 19:00 19:30
◇ コース
<夏山登山道> 駐車場・・・・・・三合目・・・・・・六合目非難小屋・・・・・・駐車場
6:30
<八号尾根> 駐車場・・・・・・元谷大堰堤・・・・・・六合目非難小屋・・・・・・8合尾根・・・・・・六合目非難小屋・・・・・・三合目・・・・・・駐車場
6:30 7:30^7:20 8:00^8:10 11:10^11:20 13:00
◇ 食 事
18日 夕 駐車場にて自炊
19日 朝 同上
19日 昼 レストランにて
◇ 個人装備 雪山装備(冬用登山靴、アイゼン、ピッケル等) キャンプ用品
◇ 共同装備 テント装備一式 ザイル コンロ等
◇ 山行報告
2月19日(日)
4時起床、手早く朝食とトイレを済ませ、身支度をする。昨夜のテント泊がこれまでになく寒くて、私はブルブル震えて殆ど熟睡出来ず、少々寝不足気味。宴会後つい面倒くさくて、シュラフの下に個人マットも敷かず、防寒着も着ずに寝てしまったのが悪かった。
さて、南光川原駐車場入口で夏山登山道組の四人と分かれ、私とFリーダーの二人(八合尾根組)で大神山神社を目指す。佐陀川(元谷)に架かる橋を渡りモンベルショップの前をとおり、右に大山寺への坂道を上る。私は(いつもそうだが)、未踏の八合尾根に対する大きな不安と少しの期待が交錯する。
6:50大神山神社到着、小休憩後右手の小高く積もった雪の壁を先行のFリーダーに続く。風もなく静かな大木の樹林帯の中を、僅かに残っている雪のくぼみを頼りに、暫くは距離を稼ぐが、1時間余りでくぼみも全くなくなり、次第に雪も深くなって、前進するのもままならない。ラッセルも、膝までは前進することが出来るが、腰から上になってくると、足が雪面に上がらず前進が困難だ。それでも暫くは交代しながら何とか前進するが、避難小屋に通じる林道(大量の降雪でそれとは全くわからないが)に設置のカーブミラーを見つけた付近で、これ以上の前進は不可能と判断し、残念ながら撤退することになった。
8:50頃疲れた体を引きずりながら大神山神社に戻り、夏山組のATさんに撤退する旨電話を入れた。その後夏山組の四人が帰ってくるまで、近くのホテルのロビーでコーヒーを飲み、ゆっくりとした。
早朝は曇りの天候だったが、その後時々晴れ間が覗くようになり、10時過ぎから青天になる。モンベルショップ前の橋から、正面に三鈷峰(1516m)が、手前の稜線の後ろに独立峰のように堂々と顔を出していて雄々しく美しい、右に目を向けると、樹林帯の遥か彼方上空に弥山(1709.4m)から剣ヶ峰(1729m)へと続く白く輝く稜線が、背景のブルーに映えて何とも美しく感動的で、さらに刻々と変わっていく稜線を吹き渡る雲の流れを、いつまで見ていても飽きることがなかった。
後日、Fリーダーから、カーブミラーからもう少しで、元谷大堰堤に到着する所までは行っていた旨電話をもらった。もし機会があれば、もう一度チャレンジしてみたいと思う。